友人とオートに乗っている時にこの通りに安くて美味しいミールス屋があるよと紹介され、具体的な店名は聞きそびれたものの、歩いていたらわかるかなということで美味しい店が集中するトリプルケーンへやってまいりました。
早速、この辺りと思う路地へ飛び込む。

建物がカラフルで通りの雰囲気もインドらしい。

ミールス屋さんはどこ??

鮮やかな新緑の壁に家庭サイズのドアがついてるお店を発見。

これは青いカダイ(店)ことカーシビナヤーガメスでおなじみ給食当番スタイルでないですか。お店の人がサーブしやすくできているこのスタイルだけですでに美味しい予感。

バナナリーフを水にふきかけ。「READY!!」とJAWANのシャー・ルク・カーンのように言ってみる。ミールス食べるだけなんですけど。

ミールスメンバー出揃う。大根のサンバル登場。大根の風味のおかげで素朴な懐かしいお味。赤唐辛子を絞って出てきた汁も美味しい。このお店もサンバル→コランブ→ラッサム→パールとカードという順で進むのでご飯が出てきたら目分量で4等分し、1等分づつ広げて待機します。

2巡目はアーモンドミルクコランブ。初めて食べました。スパイスの良い香り口の広がりつつ、なんだかよくわからないというのが正直な感想でした。ちょっとクセになりそう。私は好きです。友人は食わず嫌いをしてサンバルをもう一度食べておりました。給食当番スタイルのミールス屋のよいところは好きなものだけ何回でも食べれるところです。
3巡目はラッサム。余計な材料は入っていないとてもシンプルなラッサム。辛すぎず食べやすくてうまっ!!!とテンション上がっておりました。当ブログをご愛読いただいてるみなさんには察しがついていると思いますが、美味しくて美味しくて食べるのに夢中で写真を今回も撮り忘れました。パールとカードライスの写真もありません。(開き直ってる汗)

テイクアウトも多いようですでに準備済み。そこに大好きなモアミラガイ(唐辛子をアーモンドミルクに浸した後、乾燥させ揚げたもの)を発見。食べたかった。パリっと塩の効いた唐辛子の味がたまりません。辛いのが苦手な人はおすすめしません。見ての通り唐辛子だからそもそも食べないですね。失礼しました。
ご飯ですが最初に運ばれてきた量が多い時は少なくしてもらったり、2人で1つをシェアも可能です。私たちも2人で1つをシェアしました。後で少しだけ追加しましたが。すると帰ろうとした時です。ドアの前にある会計でおじさんに呼び止められて「君たちは2人だったけどご飯が1人分だったから返金させてください」と言われるではないですか。ミールス80ルピーと激安なのにサンバルもラッサムもポリヤル(付け合わせの野菜)も山ほど食べたのに返金の基準が米の量とは驚き。「お米以外を沢山食べたから受け取れない」というと「プリーズ!プリーズ!!」とお願いされて、本当にびっくりしました。気持ちだけ受け取って、返金は受け取らずにきました。80ルピーという安さでもありがたいのにそんな気遣いまで本当にありがとう。

壁にタミル語で詩でも書いてあるのかと思ったら、コロナの注意喚起だった。手と足を頻繁に洗いましょう!ソーシャルディスタンスを守りましょう!という内容。足も洗うの斬新。

ミールス屋さんから歩いて少しのところにあるラッシー屋さん。

ハートが書かれたジョッキラッシーを受け取る。激甘でガツンとやられるかと思いきや甘さ控えめで祖国のヨーグルッペを思い出す。
トリプルケーンの街歩きも楽しいです。この日はヴィジャイさんが出てるというだけで6ルピーで新聞を買ったり、カラーひよこが売られているのに涙をこぼしたり、バナナを買ったりと楽しみました。
ぜひご賞味ください。
Sri Vadivelan Mess
https://maps.app.goo.gl/7zomaq3P14LCyFEo6?g_st=com.google.maps.preview.copy
Mani Lassi Shop
https://maps.app.goo.gl/JaRMwcj32aANKSES6?g_st=com.google.maps.preview.copy